TribalCacaoのチョコっと話 10:連載の締めくくり

柏マニアNo.
6
橋本
はしもと
直樹
なおき

Tribal Cacao

プロフィール詳細

桜も咲き始め、最近は日中に20度近くまで気温が上がるなど春の訪れが近づいてきたなと思う今日この頃、気づけば連載のお話を頂いてから一年が経ちました。

記事を見てみれば柏のお気に入りのスポットや自然を~と書いてますがコロナでいろいろなお店に遊びに行くというのも頭に浮かばず、全然紹介できなかったなと反省しています。ただ、この記事外で店舗に直接来店された方やSNSを通じて柏の魅力については発信できたのではないかという手応えを一年通して感じています。

柏に住んでいて良かったと思う一年でした。…というのも、コロナの中でも落ち着いている多くの人生の先達の方々に励まされたおかげで何とかやってこれたなという思いがあるからです。今でこそ店頭では「需要が消滅したわけではなく、消費の形が変わっただけですよ。」などと不安そうな方には偉そうにお話したりしていますが笑

コロナの中では来店する客数も目に見えて減少していることからも、お客様の外出の回数が減ったことは間違いないのですが、その分細やかなコミュニケーションを取ることを心がけたり、一人一人に向き合う時間が増えたということでお土産や会話の種としてチョコレートを重宝いただいています。今まで以上に高い期待値を持って来店される方も多く、それに応えるためにクオリティの高いものを作ることを毎日心がけて臨んでいます。一年間を通して様々な取り組みをしましたが、やはり最終的には独自性のある良い物を提供し続ける。これに尽きると思いました。

コロナを理由にデジタル化、無人化、居住地移動手段の変化などが著しい世の中ですが、柏は柏らしく元気に発展していくのが将来的に大きな魅力になるのかなと

TribalCacaoはカカオの個性と美味しさで社会に活力を与えて貢献したいだとか漠然とした思いで創業して我ながら好き勝手作らせて貰ってると思うんです。

自分たちが作りたいものを各々が作って足りないものを埋め合った結果が超普通都市柏だとかそんな姿だったら、その中から好きなものを探せるっていう懐の広い街なんじゃないかと思うんですよね。そして、更に大きな視点で好きなもので地域を超えて繋がっていく。


トライバルカカオでは最近西側のお店とつながることが多いです。
エルフグラノーラ、川根ゆずちょこれーと、にぶぱん、沖縄citta


あとは、こんな時期でもカカオの生産地タンザニアなどから手紙を頂いたり、チョコレート繋がりでアメリカのチョコレートメーカーやドイツに住む友人と会話をしたりなど、そういえばお店に来た年配の女性からは柏の20年?前にはもっと古着の店が多かったとかそんなお話も聞いたっけ

10回の連載として締めくくりでは、やはり今の時期を30年に一度のピンチという方も居ますが、前向きに30年に一度のチャンスとして地域全体としてアピールする格好のチャンスが来たのではないかなーと。(うまくまとまりません。)

トライバルカカオはトライバルカカオとして柏に美味しくてこだわりのあるチョコレート屋さんあるから行ってみない?と来ていただいて、柏に住んでる人や遠方から来た人にも喜んでいただいて、柏っていいなって思うお店にできるよう続けて行けたらなと思います。「え?ラーメンが美味しいところ?もちろんオススメありますよ。ついでに変なお店もいくつか紹介します。」


この記事を書いた人

1991年生まれ

Tribal Cacao

橋本
はしもと
直樹
なおき
プロフィール

1991年生まれ。若い頃から一人で柏のバーや飲食店を回るのが趣味。理系の大学に通いながら、様々な国と地方、国内地域を巡り都内のチョコレートショップで1年半の修行の後、2018年10月から柏市でカカオ豆からチョコレートを作るお店(TribalCacao)をオープン。


高校の頃には山岳部で自然大好き人間。

参考サイト

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